水曜日なだけに…水の実験(2)
春分の日を前に暖かな1日となりましたね。今日の活動は水の実験(2)です。
2週間前に水の実験(1)をおこないました。
それから、早く登所してきた子に毎日話しかけてもらいました。
「水はどうなったの?」と気にかけてくれる子供たち。
森のホワイトボードは、変化する水の写真が毎日貼られていました。
はたして、水はどうなったのか?
きれいな言葉をかけた水はクリップが少し茶色くなりましたが、水はきれいなままでした。
汚い言葉をかけた水はクリップがさびて水も茶色く濁っていました。
何も言わなかった水は一番クリップがさびて茶色く濁っていました。
「うわー!何これ」「飲めるの?」と驚く子供たち。
もし、自分がきれいな言葉や汚い言葉をかけられたらどういう気持ちになるか考えてもらいました。
きれいな言葉をかけられたら、嬉しいという子もいれば嫌だと恥ずかしそうな子も。
汚い言葉をかけられたら、悲しいという子もいれば全然平気というクールな子も。
何も言われないという事は無視されるということ、そんなの嫌だという子もいれば、その方が楽という子も。
最後に、話しかけられた水の結晶をみてもらいました。
「どうしてこんな実験をするの?」と聞く子も。
それが、この実験で一番伝えたかったことです。
人の体の60~70%が水分でできています。だから、きれいな言葉をかけられると嬉しい気持ちや幸せな気持ちになるし、汚い言葉をかけられると悲しい気持ちや嫌な気持ちになるのです。無視されることは、汚い言葉を言われるよりももっと傷つくことがわかりました。
この実験をとおして、言葉の大切さが子供たちに伝わればと願います。
職員も言葉の大切さを実感することができました。
虹の森 川瀬
- 2019/03/20
- 虹の森