普通救命講習の受講
本日、10月20日に虹色SKYにて、「普通救命講習」の受講を行いました。昨年、5月にも受講してはいますが、万が一のことを想定すると、やはり受講しておいたほうが
良いですね。職員の人数も増え、受講してない方もたくさんいますので。
9時30分から12時30分までの3時間・・・
可茂南消防署の職員の方の指導のもとスタートします。
まずは消防職員の方のお話を聞きます。
「胸骨圧迫」・・・心臓マッサージのお話です。
1.強く 2.早く 3.絶え間なく
お話を聞いてから人形を使い全員が胸部圧迫をします。
強く・・・5cmは押し込む。手を組み肘を伸ばし、胸から垂直になるように押します。
早く・・・1分間に100回を目安に押します。
絶え間なく・・・絶え間なく動き停止しないこと
以上3つを頭の中に入れ胸骨圧迫を行います。
途中しんどくなりますが、これをやるかやらないかで、生存率が2倍になるそうです。
救急車が到着する時間の全国平均は約8分。8分の間にできることが
私たちにはあります。
胸骨圧迫と同時に、「人工呼吸」も行います。
気道確保を行いながら1秒吹き込むこと2回。
終えたらまた胸骨圧迫開始。
圧迫30回、人工呼吸2回のサイクルを5回・・2分のペースで行います。
胸が膨らんでいるか確認を怠らないでね!
そして次はAED。
AEDは心臓マッサージする物ではなく、「電気ショック」を与える物。
ぶるぶる震えている心臓に対し、電気ショックを与え震えを除去し、
心臓を正常な状態に戻す機械です。
今日は下呂市にあります、虹の郷の職員も参加しております。
しっかり覚えていってくださいね!
その他にも、止血の方法、直接圧迫法。
異物除去のための、腹部突き上げ法。
てんかんの際の対処。どのような様子か必ず記録を取る。
今日、講習を受講して改めて思うこと。救急車が来るまでに、私たちにできることは
たくさんあります。ちょっとしたことが人の命を救うことにつながってきます。
各施設にいるお子様のみならず、街へでた際にも私たちは人の役にたてることが
たくさんあります。勇気を持って行動していきたいですね。
まずは、「事故がおこらないように。」が前提です。そのためにはみんなの様子を
しっかり見ていなくてはいけません。ちょっとした気の緩みが大きな事故につながる
ことはたくさんあります。今後もこのような対処の仕方は学んでいきたいですね。
可茂南消防署の職員さん。本日はお忙しい中訪問していただき
本当にありがとうございました。
長野 達矢
- 2015/10/20
- 虹の橋