ソーシャルスキルトレーニング
本日の虹色スケッチの活動は、ソーシャルスキルトレーニングとして、「嫌だという気持ちを言葉で伝えてみよう」を行いました。
まず、例題です。
「おまえ、足が遅いなぁ」と言われた相手に対して、正直どのように思ったり言ったりしますか?
「おまえも遅いじゃないか!」、「ちっ」と舌打ち、無視をする
などの答えがみんなから出ました。
そうですね、嫌な事を言われたときは、反射的にそのように思ってしまいますよね。
今回の活動では、「嫌だという気持ちをけんかにならないような伝え方を相手にしてみる」ことを学んでいきます。
みんなに考えてもらったお題。
「急にお友達に嫌なあだ名で呼ばれたら」
一人ひとり自分で考えて、まずは紙に書いていきます。
書くことができたら、次は発表の時間です。
「いやなきもち」とEくん、Oくん。
そうですね、嫌な気持ちになるからやめてほしい。そう落ち着いて伝えるとけんかにならなそうですね。
「おっさんじゃないよ、あはは」とSくん。
なるほど。違うよと一言はっきり伝えることはしますが、さらりとかわすということですね。
少し難しいトレーニングだったかもしれませんが、トラブルの最中ではなく、落ち着いた状態でじっくりどのように相手に言葉で伝えたらよいのかをみんなで意見を出し合って考えてみることができました。
こんな言い方がある。こういう方法がある。とまずは頭の片隅に記憶しておくところから、少しずつ習慣にしていくと、生活の中で役立つ時があるかもしれません。
ソーシャルスキルトレーニングは、繰り返しやっていきましょう。
本日も一日おつかれさまでした。
虹色スケッチ 髙木
- 2017/11/15
- 虹色スケッチ