焼きそばを作ろう!
こんにちは。虹色YELLです。今日は、利用者さんが主体となって取り組むクッキング活動「焼きそばを作ろう!」を行いました。午前中はスーパーで具材の買い出し、午後はいよいよ調理に挑戦。買い物から盛り付けまでの一連の流れを自分たちで考え、協力しながら進めることを目的とした活動です。
◆午前:スーパーで買い出し
まずは、予算と人数をもとに「どんな具材を買うか」を利用者さん同士で相談しました。 焼きそばの定番であるキャベツ、ニンジン、もやし、ソース、麺、肉を候補に挙げながら、「安くて、早く、簡単にできる」という条件を意識して話し合いが進みました。
職員からは「ミックス野菜も安くて、切る手間が省けるよ」という提案もあり、利用者さんたちは「便利だね」「これなら早く作れそう」と納得した様子。限られた予算の中で選択する経験は、計画性 や 判断力 を育てる大切な機会です。
実際の買い物では、値段を見比べたり、必要な量を考えたりと、利用者さんそれぞれが役割を持ちながら取り組む姿が見られました。「あと何が必要だっけ?」「これで足りるかな」と確認し合う姿は、とても頼もしかったです。
◆午後:いよいよ調理スタート
午後はホットプレートを使って焼きそば作りに挑戦しました。 普段は職員が準備を手伝うことが多いのですが、今日はあえて「何もない状態」から利用者さんだけで準備をしてもらいました。
最初は戸惑う様子もありましたが、時間が経つにつれて「お皿がいるね」「菜箸持ってくるよ」「ホットプレートのスイッチはどこ?」と、自然と動き出す姿が見られました。 この“自分で気づいて動く”というプロセスは、主体性 や段取りを考える力を育てるうえでとても大切です。
◆焼きそば作りの様子
調理が始まると、まずはお肉を焼き、次に野菜、そして麺を投入。 「焦げないように混ぜてね」「火を弱くしようか」など、利用者さん同士で声を掛け合いながら進めていきました。
具材をかき混ぜる手つきもだんだんと慣れてきて、最後にソースを入れた瞬間には、部屋中に香ばしい焼きそばの香りが広がりました。 「いい匂い!」「早く食べたい!」と笑顔があふれ、完成した焼きそばを取り分ける手にも自然と力が入ります。
◆盛り付け:虹色YELLの畑から
そして今回は、盛り付けにもひと工夫。 虹色YELLで利用者さんと一緒に育てているキュウリとサラダ菜を添えて、彩り豊かな一皿に仕上げました。
自分たちで育てた野菜が食卓に並ぶことで、利用者さんからは「これ僕が水やりしたやつだ!」「おいしそうに育ったね」と嬉しそうな声が聞こえました。 育てる・収穫する・食べるという一連の体験は、食育 の観点でも大きな意味があります。
今回の活動には、以下のような療育的な狙いが込められています。
・計画性:予算や人数を考えて買い物をする
・協調性:役割分担や声かけを通して協力する
・主体性:準備から調理まで自分たちで考えて動く
・生活スキル:買い物、調理、片付けなど日常に必要な力を身につける
・食育:育てた野菜を食べることで食への興味や自信を育む
今日の焼きそば作りは、料理をするだけでなく、考える力、協力する力、自分で動く力など、さまざまな成長が見られた活動となりました。 完成した焼きそばと自家栽培の野菜を前にした利用者さんの笑顔は、何よりのご褒美です。
次回の活動も、利用者さんが主体となって楽しめる内容を企画していきます。お楽しみに。
今日も一日ありがとうございました。
虹色YELL 井戸
- 2026/06/17
- 虹色YELL