安全計画 シェイクアウト訓練
こんにちは、虹色YELLです。本日は、放課後の活動として「安全計画 シェイクアウト訓練」を実施しました。みなさん、真剣な表情で取り組んでくれました。
さて、「シェイクアウト訓練」とは、地震が発生した際に自分の身を守るための行動を、実際に体を動かしながら確認する訓練です。世界中で行われている防災訓練の一つで、「まず低く、頭を守り、動かない」という基本動作を身につけることを目的としています。
日本は地震大国。大きな地震がいつ起こるかは誰にも予測できません。だからこそ、いざというときに自分の命を守るための行動を、日頃から身につけておくことがとても大切です。
今回の訓練では、まず職員が「地震が起きたときにどう行動すればよいか」を説明しました。よく「机の下にもぐる」と言われますが、実はそれが必ずしも安全とは限らないことも伝えました。大きな揺れでは、机自体が倒れてしまう可能性もありますし、そもそも机のない場所で地震が起きることもあります。
そこで、今回は「どこにいてもできる身の守り方」を中心に練習しました。職員が見本を見せながら、利用者さんにも実際にやってもらいました。手をグーの形にして頭の上に乗せ、片膝をついて姿勢を低くするポーズ。これは、頭を守りながら、すぐに移動できる体勢でもあります。
そのうえで、周囲を見て、物が飛んでこない場所や、大きな柱の近くなど、倒れてくるものから身を守れる「三角スペース」に避難することも確認しました。揺れが収まった後は、火災を防ぐためにブレーカーを落とし、避難所へ移動する流れも職員と一緒に確認しました。
利用者さんたちは、最初は少し緊張した様子でしたが、訓練が進むにつれて、しっかりと自分の動きを意識しながら取り組んでくれました。「もし本当に地震が来たらどうする?」という問いかけにも、自分なりの考えをしっかり持って答えてくれる姿が印象的でした。
このような活動には、災害時の対応力を高めるという目的だけでなく、療育的な意義もたくさんあります。たとえば、「自分の身を守る」という意識を育てることは、自立への第一歩です。また、状況を判断して行動する力や、職員の指示を聞いて動く力、周囲の状況を観察する力など、日常生活にもつながる大切なスキルを育むことができます。
さらに、訓練を通して「自分にもできた!」という成功体験を積むことは、利用者さんの自己肯定感を高めることにもつながります。災害という不安なテーマを扱いながらも、安心できる環境の中で、前向きに学べる時間となりました。
これからも虹色YELLでは、利用者さん一人ひとりが安心して過ごせるよう、そして自分の力で未来を切り開いていけるよう、さまざまな活動を通してサポートしていきます。
今日も一日ありがとうございました。
虹色YELL 井戸
- 2026/03/03
- 虹色YELL