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お知らせ

SST ワードウルフ

こんにちは、虹色DAYSです!
日中の暖かさが心地よく感じられる一日となりました。利用者さんたちも、どこか春の気配を感じながら、ゆったりとした雰囲気で活動に参加してくれました。今日のメイン活動は、SST(ソーシャルスキルトレーニング)の一環として行った「ワードウルフ」です。
ワードウルフは、同じテーマについて話しているように見えて、実はひとりだけ違うお題を与えられている人(ウルフ)が紛れ込んでいるというゲームです。参加者は会話を通して「誰が違うお題を持っているのか」を推理します。ウルフ役の人は、周囲の会話を聞きながら、自分だけ違うお題であることを悟られないように話を合わせていく必要があります。
このゲームには、相手の言葉を丁寧に聞く力、状況を読み取る力、自分の意見を適切に伝える力、そして場の空気を感じながら発言する力など、コミュニケーションに必要な多くのスキルが詰まっています。特に高校生の利用者さんにとっては、日常生活や将来の社会参加に直結する大切な練習の場になります。
今日は4〜5人のグループに分かれ、全部で4グループで実施しました。お題は3つ。ウルフは各グループに1人ずつです。


1つ目のお題は「ブランコ」と「シーソー(ウルフ)」。 2つ目は「風邪」と「インフルエンザ(ウルフ)」。 3つ目は「1億円もらったら」と「百万円もらったら(ウルフ)」。
どのお題も、似ているようで微妙に違うため、会話の中で「ん?」と感じる瞬間が生まれます。ウルフ役の利用者さんは、周りの反応を慎重に確かめながら、ばれないように話を合わせたり、想像で補ったりしながら会話を続けていました。ときには「それってどういう意味?」と質問して場を探る姿も見られ、真剣さと緊張感が伝わってきました。
一方で、聞き手側の利用者さんたちも、相手の言葉の細かなニュアンスを拾いながら、「この人ちょっと違う気がする…」と推理を深めていきます。見事にウルフを当てたグループもあれば、ウルフにうまくごまかされてしまい、まんまと引っかかったグループもあり、どのグループからも笑い声が絶えませんでした。推理が外れても、「やられた〜!」と明るく盛り上がる姿が印象的でした。
この活動には、療育的にも多くの意義があります。まず、相手の話を注意深く聞く「傾聴力」が自然と育まれます。また、会話の流れや言葉の選び方から状況を読み取る「推察力」、自分の考えを言葉にして伝える「表現力」、そしてグループで協力して答えを導く「協働性」も身につきます。さらに、ゲームという楽しい形式の中で、緊張しすぎずにコミュニケーションの練習ができる点も大きなメリットです。


今日のワードウルフは、どのグループも積極的に参加し、笑顔がたくさん見られる時間となりました。利用者さん同士が自然に会話を交わし、互いの意見を聞き合いながら進めていく姿は、とても頼もしく感じられました。これからも虹色DAYSでは、楽しみながらコミュニケーション力を育てられる活動を大切にしていきたいと思います。
 
今日も一日ありがとうございました。
虹色DAYS 井戸


2026/02/05
虹色DAYS

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