SELプログラム「地域でのボランティアに参加しよう」(1)
皆さん、こんにちは。 今日の虹色MAXの活動は、SELプログラム(地域でのボランティア)の第1回目でした。ボランティアと聞いて思い浮かべること
「ボランティア」と聞くと、どんな活動を思い浮かべますか? 高齢者施設の訪問、地域の清掃活動、災害被災地での支援、街頭募金などを想像する人が多いかもしれません。
今日はまず、ボランティア活動の心構えについて学びました。そして、どのような活動があるのかを知り、自分が参加してみたい活動について考える時間を持ちました。
ボランティアの3つの性質
ボランティアには大切な3つの性質があります。
自主性(主体性):強制や義務ではなく、自分の意思で行う活動。
社会性(連帯性):自分の満足だけでなく、「誰かのため」「社会のため」に行う活動。
無償性(無給性):報酬を目的とせず、出会いや発見、感動や喜びを得る活動。
この3つを理解することで、ボランティアの本質を改めて考えることができました。
体験談に触れて
次に、実際にボランティア活動に参加した高校生の作文を紹介しました。 同じ年代の体験談に触れることで、生徒たちは「ボランティアは自分にもできることなんだ」と身近に感じることができました。作文を通して、つながりが増え、相手も笑顔になるという喜びを知ることができました。
やってみたい活動をチェック
最後に、「もし自分がボランティアをするならどんな活動をしてみたいか」を一覧表から選びました。 それぞれが興味のある活動を考えることで、地域に目を向けるきっかけになりました。
ゲストのお話
活動の締めくくりには、海外でも豊富なボランティア経験を持つ 可児市の岡田恵美さんのお話を伺いました。 岡田さんの体験談から、ボランティアを通して得られる学びや嬉しさを知り、生徒たちも共感しながら耳を傾けていました。
生徒の声
ある生徒は今日の活動を次のように振り返っていました。
「今回のSELで地域のボランティアに参加しようという話を聞いて、改めて自分も地域の人たちのためにできることがあるんだと感じました。ボランティアは特別な人だけがやるものじゃなくて、気づいたことを少し手伝うだけでも誰かの力になれるんだと分かりました。」この言葉からも、前向きな気持ちが芽生えたことが伝わってきます。
今回の活動を通して、生徒たちは「ボランティアは身近なところから始められるもの」だと実感しました。 地域の人たちとのつながりを大切にしながら、これからも一歩ずつ活動を広げていけたらと思います。 今日も一日ありがとうございました。 虹色MAX 心理担当職員
- 2025/12/09
- 虹色MAX