DAYSをクリスマスバージョンで飾ろう☆彡
こんにちは、虹色DAYSです。街のイルミネーションも少しずつ輝きを増し、年末に向けてワクワクする時期ですね。虹色DAYSでも、この時期ならではの活動を取り入れながら、利用者さんと一緒に季節の変化を楽しんでいます。
さて、本日の活動は 「DAYSをクリスマスバージョンで飾ろう☆彡」 でした。
先日から少しずつ、利用者さんと一緒に折り紙や塗り絵でクリスマスの飾りを作っていましたが、今日は、その不足している分の飾りを作ったり、新しく出来上がった飾りを壁面に飾ったりと、みんなで協力しながら仕上げの作業に取り組みました。
活動の始めに、職員から「今日はDAYSをさらにクリスマスっぽく変身させよう!」と声をかけると、利用者さんたちもやる気を示してくれました。飾り付けが好きな利用者さん、折り紙を折るのが得意な利用者さん、色塗りが集中して取り組める利用者さん――それぞれの得意なことや、やってみたい気持ちが自然と活動に反映されるように、職員が役割の選択肢を提示しました。
その結果、
・折り紙でサンタやツリーをせっせと作る人
・クリスマスリースや雪だるまの塗り絵にじっくり取り組む人
・出来上がった飾りを職員と相談しながら壁に貼っていく人
と、利用者さんそれぞれが「自分でできること」を考えながら活動に参加する姿が見られました。
折り紙チームでは、「角をきれいに合わせる」という細かな工程を丁寧に行う様子が見られました。塗り絵チームでは、好きな色を選びながら「この色が雪に合うよね」「サンタの服は赤にしよ!」と自分のイメージを表現しながら彩り豊かな作品が次々と生まれました。
飾り付けチームでは、壁面のどこに飾りを置くとバランスが良いかを職員と話し合いながらみんなで一つの景色をつくりあげていきました。
約30分ほどの活動でしたが、みるみるうちに虹色DAYSの壁面がクリスマスモードに変身!
キラキラとした飾りや、色鮮やかな塗り絵のサンタたちが並び、利用者さん自身がつくり出した温かい空間となりました。完成した壁面を眺めながら、「かわいい!」といった嬉しそうな声があがり、達成感に満ちた表情の利用者さんがたくさんいました。
今回の活動には、季節感を楽しむだけでなく、療育的にもたくさんの意味があります。
まず、自分で役割を選ぶ ことで、「自己決定の経験」を育むことができます。「何をやりたいか」を言葉や行動で意思表示することは、自信を持つうえでも非常に大切な機会です。
また、折り紙や塗り絵では 指先の巧緻性(細かい手の動き) を鍛えたり、色を選ぶ・形を決めるといった 創造性の発揮 につながります。さらに、飾り付けを行うグループでは、空間を意識しながら職員や仲間と相談することで、コミュニケーション力 や 協力する力 を自然に育むことができました。
最後に、自分たちの手でつくった飾りが空間を変えていく体験は、成功体験の積み重ね にもつながります。「できた!」「飾れた!」という実感は、利用者さんの自己肯定感を高める大切な要素です。
虹色DAYSでは、これからも利用者さん一人ひとりの「できた」を大切にしながら、楽しく参加できる活動を取り入れていきます。
今日も一日ありがとうございました。
虹色DAYS 井戸
- 2025/12/09
- 虹色DAYS