作品制作で集中力UP☆
こんにちは、虹色DAYSです!今朝は、ついに初雪が降りましたね。屋根の上がうっすら白く染まり、冬の訪れを感じる朝となりました。12月に入り、空気もぐっと冷たくなってきましたが、虹色DAYSの室内は、利用者さんたちの元気な声と笑顔でぽかぽかです。
さて、今日の活動テーマは「作品制作で集中力UP☆」でした。12月といえば、やっぱりクリスマス!利用者さんたちも「あと何回寝たらクリスマス?」と、毎日楽しみにしている様子。そんなワクワクした気持ちを形にしようと、今日は冬やクリスマスにちなんだ作品づくりを行いました。
活動のねらいは、ただ「作る」ことではなく、「自分で考えて、手を動かして、完成させる」こと。高価な材料や道具を使うのではなく、身近な素材を使って、創意工夫を楽しむ時間にしました。
折り紙でサンタクロースやリースを作る利用者さん。色とりどりの紙を丁寧に折り重ねて、立体的な作品に仕上げていました。中には、折り紙の裏表をうまく使って、サンタさんの顔に表情をつける工夫をしている方もいて、職員も思わず「おおっ!」と声をあげてしまいました。
また、アニメキャラクターを模写している利用者さんもいました。お気に入りのキャラクターをじっくり観察しながら、鉛筆で丁寧に線を引いていく姿は、まるで小さなアーティスト。集中しているときの真剣な表情は、本当にかっこいいんです。
塗り絵に取り組んでいた利用者さんは、色の組み合わせにこだわって、何度も色鉛筆を持ち替えながら、じっくりと仕上げていました。完成した作品を見せてくれたときの、ちょっと照れた笑顔がとても印象的でした。
今回の活動には、いくつかの療育的な意義があります。
まず第一に、「集中力の向上」。自分の手で何かを作るという行為は、自然と集中力を引き出します。特に、細かい作業や色の選択など、注意深さが求められる場面では、利用者さんたちが自分のペースでじっくりと取り組む姿が見られました。
次に、「自己表現の促進」。作品づくりは、自分の好きなものや感じたことを形にする手段でもあります。言葉ではうまく伝えられない気持ちも、絵や色、形を通して表現することができます。
そして、「達成感と自己肯定感の育成」。完成した作品を見て「できた!」と感じることは、大きな自信につながります。職員や仲間からの「すごいね」「きれいだね」という声かけも、利用者さんの心を温かく包み込みます。
これからも虹色DAYSでは、季節を感じながら、楽しみながら、そして成長につながる活動を大切にしていきたいと思います。
今日も一日ありがとうございました。
虹色DAYS 井戸
- 2025/12/04
- 虹色DAYS