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活動

SELプログラム「声かけの仕方」(2)(上手な教えかた)

   皆さん、こんにちは。 本日の虹色MAXの活動では、SELプログラム『声かけの仕方』の2回目を行いました。
前回は「困っている人にどのような声かけをしたらよいか」を具体的な場面を通して考えました。今回はさらに一歩進めて、先輩と後輩の関係における上手な声かけや教え方について学びました。
 


先輩からの声かけを振り返る
   最初に「先輩から声をかけられて嬉しかったこと、嫌だったこと」をみんなで共有しました。特に嫌だった経験については、その理由も考えました。 乱暴な言葉遣いや、一方的で理由のない説明は、やはり嫌な気持ちにつながることが分かりました。
 
 


  上手な教え方のポイント「タコのわ」
そこで学んだのが、上手な教え方のポイント “タコのわ” です。
【た】タイミング
【こ】相手の気持ちに配慮した言葉づかい
【わ】教える理由や効果の説明
この3つを意識することで、相手に伝わりやすく、気持ちの良い声かけができることを確認しました。
 


実践練習
    部活動や委員会、チーム練習の場面を想定し、先輩が後輩にどのような声かけをするとよいかをプリントに記入し、仲間の前で発表しました。
特に難しかったのは「後輩がふざけて練習に参加しない場合」の声かけです。 「はっきり伝える」「優しく伝える」「厳しく伝える」など、さまざまな意見が出て、考え方の違いを共有できました。
 


生徒の振り返り
  「2年生になったとき、困っている1年生がいたら、タイミングを考え、言葉遣いを調整し、理由や効果を説明しながら教えたいと思えたのがよかったです」
「年下の人に声をかけるのは、言い方次第で相手の心を傷つけてしまうこともあるので難しいと思いますが、今回の活動でコツをつかめた気がしました。“タコのわ”を覚えておきたいです」
    このように、後輩に優しく丁寧に接したいと考える生徒が多く見られました。
相手の行動を変えてもらうためには、理由をきちんと説明し、まずは相手の気持ちを理解することが大切です。今日の学びを通して、みんなが「声かけの仕方」のコツを少しずつ身につけていることを感じました。  今日も一日ありがとうございました。―― 虹色MAX 心理担当職員
 

2025/12/02
虹色MAX

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