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お知らせ

交通安全教室冬季編

こんにちは、「虹色DAYS」です。今日は、冬の季節ならではの交通安全について学ぶ「交通安全教室冬季編」を行いました。寒さが本格的になってきたこの時期、道路や周囲の環境にはさまざまな危険が潜んでいます。利用者さんたちが安心して過ごせるよう、職員と一緒に冬の交通安全についてじっくり考える時間となりました。
今回の活動では、利用者さんをいくつかのグループに分け、それぞれのグループで「冬のシーズンにどんなことが危ないか」「どんなことが起きやすいか」「危険な場所はどこか」といったテーマで話し合いを行いました。グループ内では、記録係を担当する利用者さんが一人選ばれ、出された意見を丁寧に用紙に記録していきました。
話し合いの中で出てきた「危険な場所」としては、以下のような意見が挙がりました。
  • 屋根の上の雪(落雪の危険)
  • マンホール(凍結して滑りやすい)
  • 橋の上(風が強く、凍結しやすい)
  • 踏切(視界が悪くなると危険)
  • 凍結した道路(スリップの危険)
  • フロントガラスが凍る(視界不良)
  • カーブ(スリップしやすい)
  • 歩道橋や階段(凍って滑りやすい)
  • グレーチング(濡れていると滑りやすい)


利用者さんたちは、自分たちの経験をもとに、実際に見たり感じたりした危険について活発に意見を出してくれました。中には、「滑ったときにブレーキをかけてしまうと、かえって危ない」「急ブレーキは事故につながる」といった、運転時の注意点についても話が広がりました。
また、自転車を利用している利用者さんも多いため、自転車の安全についても確認しました。冬場は日が短く、夕方にはすぐに暗くなるため、ライトの点灯は特に重要です。以下のようなポイントを職員と一緒に確認しました。
  • 自転車は原則として車道の左側を通行すること
  • 自転車は車と同じ扱いなので、交差点の信号は自動車と同じルールに従うこと
  • 夜間はライトを必ず点灯すること
  • 飲酒運転は違反であること
さらに、もし事故の加害者になってしまった場合の対応についても学びました。事故は誰にでも起こりうるもの。大切なのは、その後の対応です。職員からは、以下のような対応が必要であることを説明しました。


  • まずは被害者の救命を最優先すること
  • 見た目に異常がなくても、後から症状が出ることがあるため、必ず救急車を呼ぶか病院へ行くよう勧めること
  • 警察への通報を忘れずに行うこと
  • 保険会社への連絡をすること
  • 保険に未加入の場合は、早急に加入すること
利用者さんたちは真剣な表情で話を聞き、自分の身に起きたらどうするかを考えていました。事故は加害者にも大きな責任が伴うことを理解し、日頃から注意して行動することの大切さを改めて感じたようです。


最後に、自転車の点検についても確認しました。タイヤの空気、ブレーキの効き具合、ライトの点灯など、日常的な点検が事故を防ぐ第一歩です。
今回の交通安全教室冬季編では、冬ならではの危険を知り、それにどう対応するかを学ぶことができました。利用者さんたちが自分の言葉で意見を出し合い、職員と一緒に考えることで、より深い理解につながったと思います。
これからますます寒くなり、雪や凍結の影響が出てくる季節です。「虹色DAYS」では、今後も利用者さんの安全を第一に考え、楽しく学べる活動を続けていきます。
次回の活動もどうぞお楽しみに!
 
今日も一日ありがとうございました。
虹色DAYS 井戸


2025/11/06
虹色DAYS

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