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お知らせ

グループゲーム

こんにちは。虹色DAYSです。
今日は「グループゲーム」の活動を行いました。利用者さんたちが楽しみながら関わり合える時間となり、笑顔がたくさん見られた一日でした。
今回の活動では、最上級生の利用者さんが中心となって、3つのグループに分けるところからスタートしました。グループ分けの際には、普段あまり関わりのない利用者さん同士が同じグループになるように、意図的に組み合わせを考えてくれました。誰もそのことに意義を唱えることがなく、そのような配慮を受け入れることができる姿に、成長を感じる場面でもありました。


グループ分けの後は、それぞれのチームで「どんなゲームをするか」を相談する時間です。AチームはUNO、BチームはONO、Cチームはトランプ(ババ抜き)と、どのチームもスムーズにゲームが決まりました。相談の場面では、意見を出し合いながらも相手の話をしっかり聞く姿が見られ、協調性やコミュニケーション力が育まれていることを感じました。
 
ゲームが始まると、最上級生の利用者さんがリードを取りながら、各チームで活動が進んでいきました。ルールの確認や順番の調整など、職員がサポートする場面もありましたが、基本的には利用者さん同士で進行できていたのが印象的でした。会話を楽しみながら、時には作戦を立てたり、ちょっとした駆け引きをしたりと、ゲームを通して自然なやりとりが生まれていました。


特に印象的だったのは、普段あまり話す機会のない利用者さん同士が、ゲームを通して笑い合ったり、声をかけ合ったりしていた場面です。最初は少し緊張していた様子もありましたが、ゲームが進むにつれて表情が柔らかくなり、最後には「また一緒にやりたいね」と話す姿も見られました。
 
このようなグループゲームの活動には、療育としての大きな意義があります。まず、コミュニケーション力の向上です。ゲームを進める中で、相手の話を聞く、伝える、相談するなどのやりとりが自然に生まれます。また、社会性の育成にもつながります。順番を守る、ルールを理解する、勝ち負けを受け入れるなど、集団の中での行動を学ぶ機会となります。
 
さらに、自己肯定感の向上も期待できます。自分の意見が受け入れられたり、仲間と協力してうまく進められたりすることで、「自分もできた」「楽しかった」という成功体験につながります。今回のように、最上級生がリードする場面では、年下の利用者さんにとっても安心感があり、自然と活動に参加しやすくなります。


今日の活動を通して、利用者さん同士の新たなつながりが生まれ、職員にとっても嬉しい発見がたくさんありました。これからも、こうした関わりを大切にしながら、利用者さん一人ひとりの成長を支えていきたいと思います。
 
次回の活動も、どんな笑顔が見られるか楽しみです!

今日も一日ありがとうございました。
虹色DAYS 井戸
 


2025/10/27
虹色DAYS

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