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お知らせ

作品制作で集中力UP♪

こんにちは。虹色DAYSです。
今日は、「作品制作で集中力UP♪」という活動を行いました。季節はすっかり秋、そして10月といえばハロウィン!ということで、今回はハロウィンをテーマにした作品づくりに取り組みました。
 
活動の始まりは、職員が準備した素材の紹介から。塗り絵用紙には、かぼちゃのランタンや黒猫、魔女の帽子など、ハロウィンらしいイラストが並びます。折り紙はオレンジや紫、黒など、ハロウィンカラーを中心に用意され、絵描き用紙は自由に絵を描きたい利用者さんのために白紙で準備しました。


「どれにしようかな〜」と迷いながらも、利用者さんたちはそれぞれの興味に合わせて素材を選び、制作スタート!一番人気だったのは塗り絵。色鉛筆やペンを手に取り、細かい部分まで丁寧に色を塗る姿が印象的でした。かぼちゃの顔を自分好みにアレンジしたり、独特な色使いをしたりと、個性が光る作品が次々と完成していきます。
 
折り紙に挑戦した利用者さんは、ジャック・オ・ランタンやおばけの折り方を確認しながら、慎重に手を動かしていました。折り目をしっかりつける作業は集中力が必要ですが、完成したときの達成感はひとしお。「できた!」という笑顔がとても素敵でした。


また、絵描き用紙を選んだ利用者さんの中には、自分の想像するハロウィンの世界を自由に描く方もいました。掲載した写真のような神秘的な様子を描くなど、絵画力に職員も驚かされました。
 活動の途中では、職員が「この色、いいね!」「折り方、上手になってきたね」と声をかけながら、利用者さんの集中力を途切れさせないようサポート。時には隣の利用者さん同士で「それ、かわいいね!」と作品を見せ合う場面もあり、自然とコミュニケーションが生まれていました。
 
作品が完成するごとに、自分の作品を見てもらいたくて職員に紹介してくれました。「これ、すごい!」「おばけが笑ってる〜!」と、作品を見て感想を言い合う時間は、笑顔があふれる温かい雰囲気に包まれていました。


今回の活動には、療育的な意義がいくつもあります。まず、作品制作を通じて集中力を養うことができました。自分で選んだ素材に取り組むことで、主体的な行動が促され、達成感を得ることができます。また、色を選んだり形を作ったりする過程で、創造力や表現力が育まれました。さらに、作品を通じて他者と関わることで、コミュニケーションの機会が自然に生まれ、社会性の向上にもつながります。
 季節の行事をテーマにした活動は、利用者さんにとっても親しみやすく、楽しみながら療育の目的を達成できる貴重な時間です。これからも、利用者さん一人ひとりの「やってみたい!」を大切にしながら、心が動く活動を届けていきたいと思います。


今日も一日ありがとうございました。
虹色DAYS 伊藤

2025/10/23
虹の橋

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