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お知らせ

身体を動かそう バドミントン大会!

こんにちは。虹色DAYSです。
今日は、可児市塩河にある「わくわく体験館」の体育館をお借りして、「身体を動かそう バドミントン大会!」を開催しました。広々とした空間で、思いきり身体を動かすことができるこの場所は、利用者さんにとっても職員にとっても、毎回楽しみな活動のひとつです。
体育館に到着すると、利用者さんたちはすぐに活動モードに切り替わり、職員が声をかける前から自発的に動き始めました。窓を開けて換気をしたり、ネットの準備をしたりと、まるで自分たちが主催者かのような頼もしい姿が見られました。こうした自主的な行動は、日々の積み重ねの成果でもあり、職員としても嬉しい瞬間です。


バドミントン大会では、ラケットの数に限りがあるため、得点をつけながらローテーションを行い、全員が公平に参加できるよう工夫しました。順番を待つ間も、応援の声が絶えず、利用者さん同士の温かいやりとりが印象的でした。ラリーが続くと自然と拍手が起こり、スマッシュが決まると「すごーい!」と歓声が上がるなど、体育館全体が一体感に包まれていました。
もちろん、うまくいかない場面もありましたが、そんな時には「大丈夫だよ」「次があるよ」といった励ましの言葉が飛び交い、失敗を責めることなく、前向きな雰囲気が保たれていました。こうした言葉のやりとりは、利用者さん同士の信頼関係や、安心して挑戦できる環境づくりに大きく貢献しています。
 


活動の終わりには、終了時刻の2分前に運動をストップし、片付けの時間を確保しました。すると、職員が指示を出す前から、ネットを片付ける人、モップをかける人、窓を閉める人など、それぞれが自分の役割を見つけて動き始めました。誰かに言われるのではなく、自分で考えて行動する姿は、まさに成長の証。あっという間に体育館は元通りになり、最後まで気持ちよく活動を終えることができました。
今回の「バドミントン大会」は、単なる運動の時間ではなく、療育的な意義がたくさん詰まった活動でした。まず、身体を動かすことで、運動機能の向上やストレスの発散が期待できます。また、ルールを守ることや順番を待つこと、仲間を応援することなど、社会性を育む場面も多く見られました。さらに、自分で考えて行動する力や、失敗を受け入れて次に挑戦する力など、日常生活に必要なスキルを自然と身につけることができる貴重な時間となりました。


これからも、利用者さんが安心して挑戦できる環境を大切にしながら、楽しく学べる活動を続けていきたいと思います。次回の活動も、どうぞお楽しみに!
 
今日も一日ありがとうございました。
虹色DAYS 井戸
 

2025/10/17
虹色DAYS

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