SELプログラム「わからないことを聞く」(2)
こんにちは、虹色MAXです!本日の活動は、SEL(社会性と情動の学習)プログラム「分からないことを聞こう」の第2回目でした社会に出て働くようになると、疑問点を確認したり、指示を仰いだり、意見を聞いたりと、さまざまな場面で「質問する力」が求められます。そこで今回は、前回学んだ「質問のまきしお」を復習しながら、質問のスキルをさらに高める練習を行いました。
「質問のまきしお」とは?
【ま】質問の内容をまとめる
【き】質問の許可を得る
【し】質問する
【お】お礼を言う
この4つのステップを意識することで、相手に伝わりやすく、気持ちのよい質問ができるようになります。
今回は、以下の5つの場面を想定して、質問のシナリオづくりに挑戦しました:
A:職場体験で、従業員の方に昼食の休憩時間を尋ねる
B:授業中に聞き逃してしまった宿題の内容を先生に尋ねる
C:職場訪問で、案内してくれた部長さんに会社の仕事内容を尋ねる
D:図書館で、司書さんに探している本の場所を尋ねる
E:部活動で、先生に今日の練習メニューを尋ねる
シナリオが完成したら、2人1組でロールプレイを実施。練習を重ねるうちに、どの生徒も「まきしお」のポイントを意識しながら、自然に質問できるようになっていきました。
ある生徒は、「前回学んだ“まきしお”を使ってシナリオを考えることができました。今回の学習を活かして、これからも質問するときに役立てたいです」と話してくれました。質問することへの前向きな姿勢が育まれている様子がとても印象的でした。
「分からないことを聞く」ことは、恥ずかしいことではなく、成長への第一歩。これからも虹色MAXでは、実践的な力を育む活動を続けていきます!
今日も一日ありがとうございました。 虹色MAX 公認心理師 成瀬
- 2025/10/14
- 虹色MAX