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お知らせ

チームアクティビティ

今日は、「チームアクティビティ」を行いました。秋の風が心地よく感じられる午後、利用者さんたちは元気いっぱいに活動に参加してくれました。今回のメインイベントは「ボールパスリレー」と「ドリブルリレー」。どちらもチームで協力しながら取り組む競技で、笑顔と声援が絶えない時間となりました。
 
●ボールパスリレーでチームワーク発揮!
まずは「ボールパスリレー」からスタート。2チームに分かれて、職員の合図で競技が始まります。ルールはシンプルですが、なかなか奥が深いんです。
最初は、後ろから回ってきたボールを頭上で受け取り、前の人に同じように渡していきます。最後の人までボールが届いたら、今度は折り返し。今度は股の下を通してボールをパスしていきます。頭上パスと股下パス、どちらも体の使い方とタイミングが重要です。


競技の前には「作戦タイム」が設けられました。利用者さんたちは真剣な表情で話し合いを始めます。
「前後の間隔をどうしたらいい?」 「声をかけようね!」
そんな声があちこちから聞こえてきて、職員も思わずニッコリ。自分たちで考えて、協力しようとする姿勢がとても頼もしく感じられました。
いざ競技が始まると、ボールを受け取るタイミングやパスのスピードに工夫が見られ、どちらのチームも接戦に。結果は、数秒の差で勝敗が決まりましたが、どちらのチームも最後まで集中して取り組む姿が印象的でした。


●ドリブルリレーで挑戦と工夫!
次に行ったのは「ドリブルリレー」。こちらも2チームに分かれての対決です。
まずは利き手でその場で5回ドリブルをします。ドリブルが終わったら、次の人に手渡しでボールをパス。最後の人まで行ったら、今度は利き手ではない方の手でドリブルを5回して、またパスしていきます。
利き手ではない方のドリブルは、なかなか難しい様子。ボールがあちこちに跳ねてしまったり、うまくコントロールできなかったりと、苦戦する場面もありました。でも、利用者さんたちは諦めずに挑戦し続け、職員の応援にも力が入ります。
今回、事情により片方のチームの人数が多かったのですが、なんとそのチームが勝利!人数が多い分、パスの回数も増えて不利かと思われましたが、チームワークと集中力で見事に勝ち切りました。


●療育としての意義
今回の「チームアクティビティ」には、療育としての大切な意義がたくさん詰まっています。
まず、仲間と協力する力。作戦タイムでの話し合いや、競技中の声かけを通して、他者との関わり方を自然に学ぶことができます。
次に、身体の使い方やバランス感覚の向上。頭上や股下でのボールパス、利き手ではない方でのドリブルなど、普段使わない動きを取り入れることで、身体の発達を促します。
そして、達成感と自己肯定感の育成。勝ち負けに関係なく、最後までやり切った経験は、利用者さんの自信につながります。
今日の活動を通して、利用者さんたちはたくさんの「できた!」を感じることができました。これからも、楽しみながら成長できる活動を大切にしていきたいと思います。
次回のアクティビティも、どうぞお楽しみに!


今日も一日ありがとうございました。
虹色DAYS 井戸

2025/10/09
虹色DAYS

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