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お知らせ

身体を動かそう バスケットボール大会!

今日も可児市塩河にある「わくわく体験館」の体育館をお借りして、「身体を動かそう バスケットボール大会!」を開催しました。広々とした体育館に響くボールの音と、利用者さんたちの笑い声が、秋の午後を元気いっぱいに彩ってくれました。
 
今回のバスケットボール大会では、運動が得意な利用者さんと、少し苦手な利用者さんに分かれて、それぞれで試合を行いました。それぞれのグループはさらに2チームに分かれ、約15分ずつ交替で試合を進めました。職員もサポートに入りながら、安全に楽しく活動できるよう心がけました。


まずは、運動が得意な利用者さんたちの試合からスタート。開始ジャンプボールのあと、すぐにスピード感あるドリブルや素早いカットが繰り広げられ、体育館の空気が一気に熱気を帯びました。ロングシュートやドリブルシュートも次々と決まり、まるで本格的な試合のような迫力に、見ている職員も思わず拍手。
 一方、運動が少し苦手な利用者さんたちの試合は、ゆっくりとしたペースで進行しました。ボールを持ってもすぐに動けなかったり、シュートがなかなかゴールに届かなかったりと、最初は苦戦する場面もありました。でも、職員の声かけや仲間の応援を受けながら、何度もチャレンジする姿がとても印象的でした。特に、何度もシュートを狙って、ついにゴールが決まった瞬間には、周囲から大きな拍手と歓声が上がり、本人も満面の笑み。その一瞬に、みんなの気持ちがひとつになったような、温かい空気が体育館を包みました。


バスケットボールは、療育の観点からも非常に有意義な活動です。まず、走る・跳ぶ・投げるといった基本的な運動能力を自然に引き出すことができます。また、チームで協力することや、ルールを守ること、順番を待つことなど、社会性やコミュニケーション力を育む場にもなります。さらに、成功体験を積むことで自己肯定感が高まり、「できた!」という喜びが次のチャレンジへの意欲につながります。
 
今日の活動を通して、利用者さんそれぞれが自分のペースで楽しみながら、身体を動かすことの心地よさや、仲間と協力することの楽しさを感じてくれたように思います。職員も、利用者さんの成長や笑顔にたくさんの元気をもらいました。


次回の活動も、利用者さんが安心して挑戦できるような、そして何より「楽しかった!」と思えるような時間をつくっていきたいと思います。今日のバスケットボール大会が、利用者さんの心と身体にとって、素敵な一歩になっていたら嬉しいです。

今日も一日ありがとうございました。
虹色DAYS 井戸


2025/10/03
虹色DAYS

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