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活動

SELプログラム「別の面に気づこう」第2回を実施しました

    皆さん、こんにちは。 本日のSEL(社会性と情動の学習)プログラムでは、「別の面に気づこう」の2回目の活動を行いました。
前回は、身近な存在であるスマートフォンについて、「良い面」と「悪い面」の両方を考えることで、物事には複数の側面があることに気づく学習をしました。今回はその続きとして、「人」に焦点を当て、身近な人の特徴を多面的に捉えることに挑戦しました。
 


見方を変えると、世界が変わる
  活動の導入では、「ルビンの壺」という有名な図形を見てもらいました。白い部分に注目すると壺が、黒い部分に注目すると向かい合う2人の横顔が浮かび上がる不思議な絵です。さらに、見方を変えることでまったく違うものに見える絵を何枚か紹介し、「一つのものにも複数の見方がある」ということを体感してもらいました。

 


身近な人の“別の面”に気づく
   
その後、本題である「身近な人の特徴を考える」活動に入りました。友達や家族など、自分にとって身近な人を一人選び、その人の「苦手だな」と感じる面と「良いな」と思う面をプリントに記入しました。
例えば、「お母さん」については、「すぐ怒る」「いきなり頼み事をする」といった苦手な面がある一方で、「優しい」「頑張り屋さん」といった良い面もあることに気づき、「苦手だと思ったときもあるけれど、見方を変えると良いところもある」と感じることができました。


学びの振り返り
    
活動後の振り返りでは、こんな感想が聞かれました。 「今日の“別の面に気づこう”の学習を通して、いろいろな絵を見て見方や見え方が違うこと、考え方も違うことが分かりました。人にも良いところや悪いところがあって、悪いところだけでなく、違う面にも目を向けることが大切だと気づきました。」
このように、参加者は人を多面的に理解することの大切さに気づき、これまでの他者理解を見直すきっかけを得ることができました。今日も一日、ありがとうございました。 虹色MAX      心理担当職員 


2025/09/30
虹色MAX

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