DAYS月末大掃除
今日は、月末恒例の「大掃除」を行いました。利用者さんと職員が力を合わせて、施設全体をピカピカにする日です。いつも過ごしている場所を自分たちの手で整えることで、空間への愛着や責任感が育まれる大切な活動でもあります。まずは全体会で、今日の活動内容をみんなで確認しました。「どこをきれいにしたい？」という問いかけに、利用者さんたちは目を輝かせながら答えてくれました。「活動室の床！」「トイレ！」「個室のところ！」と、それぞれが気になる場所を挙げてくれました。自分で掃除する場所を選ぶことで、主体性が育まれ、達成感にもつながります。
活動室では、机や椅子の下を丁寧に拭いたり、棚の中を拭いたりと、細かいところまで気を配って掃除してくれる利用者さんが多くいました。職員が「ここも気になるね」と声をかけると、「じゃあ、ぼくがやる！」とすぐに反応してくれる姿もあり、協力しながら進める様子がとても頼もしかったです。
トイレ掃除では、手袋をつけて床を磨いたり、洗面台の水垢を落としたりと、普段はなかなか意識しない場所にも目を向けてくれました。職員と一緒に「ここがきれいになると気持ちいいね」と話しながら、黙々と作業に取り組む姿に感心しました。
そして最後には、送迎車の掃除にも挑戦しました。車内の座席や足元のマットを拭いたり、窓をピカピカに磨いたりと、みんなで協力して仕上げました。「この車ずっと掃除していないから、きれいにしたい！」という声もあり、感謝の気持ちを込めて掃除してくれる姿が印象的でした。
この「月末大掃除」は、療育の観点からも非常に意義のある活動です。掃除を通して、手順を考えたり、道具の使い方を学んだりすることで、生活スキルの向上につながります。また、協力して作業することで、コミュニケーション力や社会性も育まれます。さらに、自分の選んだ場所を責任を持って掃除することで、自己肯定感や達成感を得ることができます。
掃除が終わった後、利用者さんたちは「きれいになったね！」「きもちいいね！」と笑顔で話してくれました。職員も「みんなのおかげで、施設がとても気持ちよくなったよ」と伝えると、誇らしげな表情を見せてくれました。
来月もまた、みんなで力を合わせて気持ちのよい空間づくりをしていきたいと思います。利用者さんの成長を感じられる、素敵な一日でした。
今日も一日ありがとうございました。
虹色YELL 井戸
- 2025/09/29
- 虹色DAYS