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お知らせ

AM:ストラックアウト大会  PM:脳トレ

今日は、午前中に「ストラックアウト大会」を開催しました!DAYSの室内がいつも以上ににぎやかで、笑顔と歓声が飛び交う楽しい時間になりました。
ストラックアウトとは、数字が書かれた的にボールを投げて、当たった数字の合計点を競うゲームです。DAYSでは、手作りした段ボール製の的を使っています。数字の書かれたパネルが並んでいて、見た目もカラフルで、利用者さんたちの興味を引く工夫がたくさん。ボールはボールプールにあるような柔らかい素材のものを使っているため、安全面もばっちりです。ただし、このボール、投げると球筋がふにゃっと変化するので、狙った場所に当てるのがなかなか難しいんです!
今日の大会は4回戦構成で、回を重ねるごとに投げる球数が増えていきました。1回戦は3球、2回戦は5球、3・4回戦は8球ずつ。最初は「当たらない〜!」と苦戦していた子も、回数を重ねるうちにコツをつかんで、見事に高得点を叩き出す姿も!中には30点近くを獲得した利用者さんもいて、みんなで拍手喝采でした。
この活動には、療育的な意義がたくさんあります。まず、目標に向かってボールを投げるという動作は、手先の調整力や空間認知力を育てるのにとても効果的です。的をよく見て、どの数字を狙うか考えることで、集中力や計画性も養われます。また、点数が入ることで達成感を味わえたり、友達と競い合うことで社会性やコミュニケーション力の向上にもつながります。


さらに、柔らかいボールを使うことで、力加減を調整する練習にもなります。強く投げすぎると的を外してしまうし、弱すぎると届かない。自分の力をコントロールする感覚を身につけるには、ぴったりの活動です。
大会の最後には、みんなで得点を振り返りながら「次はもっと高得点を狙いたい!」と意欲を見せる声もたくさん聞こえてきました。こうした前向きな気持ちが育つのも、ストラックアウトの魅力のひとつですね。
次回は、的の配置を変えてみたり、ボールの種類を変えてみたりして、さらにバリエーション豊かな大会にしていきたいと思います。今日の活動を通して、利用者さんたちの成長をまたひとつ感じることができた、そんな素敵な午前でした。


午後の活動は、いつもとちょっと違う「脳トレ」でした。といっても、クイズやパズルではありません。今日は系列の放課後等デイサービス事業所「FC Bombo Junior」へ出向き、小学生の子どもたちのサッカー練習のお手伝いをしてきました!
FC Bombo Juniorは、サッカーを通じて子どもたちの成長を支援する放課後等デイサービスで、元気いっぱいの小学生が中心。私たちDAYSは高校生主体の事業所なので、年齢も活動内容も少し違います。でも、今日はその違いを活かして、DAYSの利用者さんが「お兄さん・お姉さん」として、小学生の練習をサポートするという形で交流しました。
最初は少し緊張していた様子の高校生たちも、いざグラウンドに立つと表情が一変!ボール拾いやパス練習の補助、並び方のサポートなど、積極的に動いてくれて、頼もしい姿がたくさん見られました。


小学生の子たちも「ありがとう!」と声をかけてくれたり、「一緒にやろう!」と誘ってくれたりして、自然と笑顔の輪が広がっていきました。
この活動には、療育的な意義がいくつもあります。まず、年下の子どもたちをサポートするという役割を担うことで、責任感や自己肯定感が育まれます。誰かの役に立つ経験は、自信につながる大切なステップです。また、状況を見て自分が何をすべきかを判断する力や、相手の気持ちを考える力も養われます。これはまさに「脳トレ」的な要素で、頭を使いながら体も動かす、実践的な学びの時間になりました。
さらに、異年齢交流を通じてコミュニケーション力が高まるのも大きなポイントです。年齢が違う相手との関わりは、言葉の使い方や接し方に工夫が必要になります。今日の活動では、利用者さんたちがそれぞれのスタイルで小学生と関わり、自然な形で関係を築いていました。


活動の終わりには、「また来てね!」と声をかけられて、照れながらも嬉しそうにしている姿が印象的でした。DAYSに戻ってからも、「楽しかった」「小学生って元気だね」「教えるって難しいけど面白い」といった感想がたくさん聞かれ、充実した時間だったことが伝わってきました。
普段の室内活動とは違う環境で、体も心もフルに使った今日の「脳トレ」。これからも、こうした実体験を通じた学びの機会を大切にしていきたいと思います。次回の交流も楽しみですね!

今日も一日ありがとうございました。
虹色DAYS 井戸

2025/09/27
虹色DAYS

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