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お知らせ

AM:視点を広げよう(3)   PM:グループゲーム

午前中は「視点を広げよう」の活動を行いました。この活動は今回で3回目。日常の中で見慣れたものも、視点を変えることで新たな発見や違う視点が生まれることがあります。このような取り組みは、人間関係やコミュニケーションの再構築につながる可能性があり、深い意味を持っています。
例えば、前回の活動で、自分が撮った写真について理由を共有した際、「めんどうだったからこれにした」という意見が出されました。この発言をきっかけに、参加者と職員で「めんどう」をどうしたら軽減できるかについて話し合いました。その過程で、心理学的・生理学的な視点から「幸福感を上げること」がその解決に繋がるのではないか、という考えが提案されました。


「幸福感」とは、日々の中で感じる喜びや満足感。心理学的には、人の役に立つ行動をすることで「オキシトシン」というホルモンが分泌されることが知られています。このホルモンは、人間関係を良好にしたり、ストレスを軽減したり、さらには体の回復を促進する効果があると言われています。つまり、「誰かの役に立つこと」が自分自身にも良い影響を与えるのです。
活動の後半では、視点を広げることの意義を再確認し、自分の目に留まったものを写真に撮影し、それを手書きの絵に描き写すという作業を行いました。このプロセスは、参加者の創造性を刺激するとともに、視点の変化を体験する絶好の機会となりました。同じものでも違う見方をすると、新たな価値を発見する楽しさに気付くことができます。
この活動は、ただ単に視点を広げるだけでなく、参加者一人ひとりが生活や人間関係においてポジティブな影響を受けることを目指しています。次回の活動ではさらに実践的な方法を取り入れて、視点を広げる考え方を深めていきたいと思っています。


今日の午後は「グループゲーム」の時間。今回の活動は、コミュニケーション能力を高めることを目的とした「伝言ゲーム」でした。このゲームでは言葉を正確に伝える力と、それを楽しむ心が大切です。ゲームを始める前に、Aさんがルールを簡潔に説明してくれました。その説明のおかげで、参加者全員がすぐにゲームの内容を理解することができました。
ゲームは2チームに分かれて行われます。どちらがより正確に言葉を伝えられるかを競い合う形式です。お題は全部で4つあり、難易度がだんだん上がる仕掛けが参加者を熱中させました。
最初のお題、「Bさんはアルバイトをがんばっています」は比較的簡単で、ほとんどのチームが正しく伝えることができました。しかし、「ももたろうがかめを助け、うらしまたろうが鬼退治をした」では、一部の内容が混じってしまったり、聞き手が戸惑ったりする場面も見られました。


3つ目のお題、「Cさんがイチゴ、バナナ、チョコのパフェを食べた」では、果物の順番がゴチャゴチャになってしまいました。さらに最後のお題、「アボカドとステーキを食べたDさんは、ベンチプレスで120キロを持ち上げる」は難易度がピーク。情報量の多さに圧倒される参加者もいましたが、それがまた面白さを倍増させました。
活動の中では、言葉が伝わる過程で思わぬ変更が加えられたり、伝え忘れが発生したりして、笑いが絶えない展開に。答え合わせの時間では、予想外の結果が続々と明らかになり、参加者全員が声を上げて笑っていました。その笑顔は、場の雰囲気をさらに明るくしてくれました。
この伝言ゲームを通じて、言葉を正確に伝えることの難しさと面白さを実感するだけでなく、グループ活動の楽しさを改めて感じることができたと思います。次回も新しいゲームに挑戦し、参加者たちが笑顔いっぱいの時間を過ごせるような取り組みを続けていきたいです。


特別なおまけのひととき
 
活動の締めくくりには、DAYSの畑で育てた新鮮なメロンをみんなでいただきました!その瞬間を最も楽しみにしていたEさんが、包丁を入れると中は鮮やかな緑色。まさにメロンらしい実が現れた瞬間、参加者から大歓声が上がりました!少し硬めだったものの、メロン特有の香りと甘さがしっかりと楽しめ、みんなで笑顔で味わうことができました。畑での努力がこうして実を結び、収穫の喜びをみんなで共有できたことは、本当に素敵な時間でした。

今日も一日、ありがとうございました。
虹色DAYS 井戸
 



2025/08/19
虹色DAYS

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