SELプログラム「電話のマナー 仕事で使う電話」(1)
皆さんこんにちは 連日暑い日が続きますが、MAXの利用者は、午後から意欲的に社会性の学習に取り組みました。今日のSELプログラムは、“仕事で使う電話”というテーマで電話対応の基本について学びました。現代は携帯電話の時代です。私的な使用の場合には相手が分かっている電話に出ることが多いので電話対応のマナーはそれほど求められることはありません。しかし、アルバイトの申し込みや就職のために会社訪問を行うような場合など、相手が分からない状況で電話対応をすることもあるため適切な電話対応の方法を身につけておく必要があります。最近は、SNSの普及で、電話で話をする機会が少なくなっていますが、電話でのコミュニケーションは、仕事をする上で欠かすことができません。そこで今日は、電話でのコミュニケーションの方法について学びました。最初に「電話をするときのポイント」について説明しました。
「電話をするときのポイント」の覚え方は「電話をするときは、“アメカジ”で!」が合言葉です。
【あ】明るい声で話す 【め】メモを手元に用意する【か】簡潔に話す 【じ】時間を選ぶ
このポイントは、電話をするときの基本事項です。電話はかける場合と受ける場合があります。次にそれぞれ鍵となる大事な点についてモデルを見ながら学びました。
メモをとりながら電話を受けていたとか、静かに受話器をおいていたとかいろいろなことに気づくことができました。
最後に3人1組でロールプレイを行いました。台本に合わせてロールプレイを行いながら次第に鍵となる電話のかけ方、受け方ができるようになってきました。
最後に活動の振り返りを行いました。ある生徒は「電話をかけたり受けたりすることは苦手なのでまずは形を知っておくことが大切だと思った。いつか電話の対応をすることが必要になってくるので、そのとき相手に伝えなければならないマナーを覚えておきたい」と振り返っていました。電話応対の基本を意識することができた学びとなりました。
今日もありがとうございました。 虹色MAX 心理担当職員
- 2025/07/15
- 虹色MAX