SELプログラム「顔の見えないコミュニケーション(2)」
皆さん こんにちは今日の虹色MAXでは、SELプログラム「顔の見えないコミュニケーション」の2回目の活動を行いました。
前回の活動では、LINE(ライン)を取り上げ、文字のメッセージを相手に伝える場合、表現の相違によって印象がどのように変わるか体験を通して知りました。
最初にインターネット上の書き込みのポイント「関係がこわれてしまわない書き込み」(・こまったときは大人に相談 ・悪口は書かない ・冷静な判断 ・丁寧に書く)の合言葉を思い出してもらいました。意識してこれからも忘れないためにもプリントに書きこみました。
インターネット上における文字によるコミュニケーションでは、相手の反応がすぐにわからないため、相手を怒らせてしまったり、傷つけてしまったりすることが起こることが多々あります。今日は、実際にあった出来事でSNSでの書込みがもとでトラブルが発生しいじめに発展したケースについて考えました。
下の写真にあるようにいじめを防ぐためにB子さんはどのように返事を返したらよいか? 全員で考えました。
「たしかに!かわいいね!」「わかる!いいよね!」「花子さん“?”付け忘れているよ?」「?を付け忘れていない?」などの意見が出ました。
参加した生徒からは「いじめはとても怖いんだなと改めて理解しました。最近はネットが発達して誰とでもすぐに話せるようになったのでインターネットがきっかけでおこるいじめには気をつけたいです」や「?や!などのマークを付け忘れたりすると顔がみえないだけに後で大変なことにもなるのでこういうことは大切だなと思いました」などの感想をワークシートに書いていました。
今日の学びが実生活の場でも役立ち、SNSのトラブルからいじめに巻き込まれないようにしてもらいたいです。
今日も一日ありがとうございました。 虹色MAX 心理担当職員
- 2025/04/22
- 虹色MAX