SELプログラム「顔の見えないコミュニケーション」(1)
皆さん こんにちは 今日の虹色MAXでは、SELプログラム「顔の見えないコミュニケーション」の1回目の活動でした。中高校生の多くがコミュニケーションのためにスマホを利用しています。今やスマホは、私たちの生活になくてはならないものになっています。そして中高生の多くがコミュニケーションをとるためにインターネット上のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用しています。
本日の活動では、インターネットによるコミュニケーションの中でも文字のみを使ったものの特徴について知ります。そして、インターネットを使ったコミュニケーション(SNS)のメリット・デメリットについて考えました。
今日の活動では、LINE(ライン)を取り上げ、文字のメッセージを相手に伝える場合、表現の相違によって印象がどのように変わるか体験を通して知ります。参加した生徒からも自分が感じたことをつぶやいていました。
対面でのコミュニケーションでは、言いすぎたり、誤解を受けたりしても、相手の反応を見てすぐに修正や説明の追加をすることができます。しかし、インターネット上における文字によるコミュニケーションでは、相手の反応がすぐにわからないため、相手を怒らせてしまったり、傷つけてしまったりすることが起こることがあります。このようなことを防ぐためにどんな返事を書いたらよいのかも実際のメールのやりとりを見ながら、考えました。
インターネット上の書き込みのポイント「関係がこわれてしまわない書き込み」(こまったときは大人に相談 悪口は書かない 冷静な判断 丁寧に書く)を合言葉で覚えておくとよいということを知り活動をまとめました。
参加した生徒からは、「インターネットでコミュニケーションをする時には相手の表情が見えないので、自分と相手とのメッセージの受け取り方が変わってしまうことがある。そんなことにならないように絵文字などを効果的に使って分かりやすく伝わるように工夫したい」などの感想をワークシートに書いていました。今日の学びが実生活の場でも役立ち、SNSのトラブルに巻き込まれないようにしてもらえるとよいと思います。
今日も一日ありがとうございました。 虹色MAX 心理担当職員 成瀬
- 2025/04/15
- 虹色MAX