レジリエンストレーニング(3)「ストレスを知る」ストレスの感覚に慣れよう
こんにちは!今日は、レジリエンストレーニング(3)「ストレスを知る」~ストレスの感覚に慣れよう~の活動に取り組みました。はじめに、「ストレス=害」なのかについて考えてみました。
「ストレスは体によくないはず」「多少のストレスなら問題ないんじゃない」「ストレスって病気の原因みたいに思える」など、様々なつぶやきが聞こえてきました。
仲間や職員と、自分の考えを伝え合った後、「スタンフォードのストレスを力に変える教科書(ケリー・マクゴニガル著)」に書かれている
・ストレスの欠如は人を不幸にする(忙しい人ほど満足度が高い)
・ストレス度指数の高い国ほど、繁栄度も高い
・退屈はリスクを高める
などの内容を確認しました。
しかし、ストレスが害になる場合もあります。それは、自分が直面している問題に対処できる自信がもてず、苦しいうえに孤独で、つらい思いをしてまでがんばることに意味を見出せない状態です。そこで、自分で対処できる問題なのかどうか、耐えられるストレスなのかどうかを確認できるよう、ストレスの感覚について思い出してみました。
パワーポイント資料とワークシートを使って、ストレスを感じた時の体の一部(肺、心臓、肌、腹、筋肉)の変化について確認しました。「緊張すると体が震える」「緊張しすぎて吐きそうになったことがある」「ストレスを感じると頭が痛くなる」「ストレスでイライラすることがある」など、それぞれが過去の出来事を思い出し、その時にどのように対応したかなどについて、書きまとめました。
最後に、これまでの体験でスリル満点だったことを思い出し、どんな感じがしたのかなどについて話し合いました。話し合いの途中で「震える」「鳥肌が立つ」「吐き気がする」など、強くストレスを感じているときと、スリルを感じているときとは、同じ症状がみられることに気づいた人がいました。ストレスがあるときとスリルがあるときの体の感覚は同じなので、自分がその状況と感覚をどう解釈するかで、ストレスと上手く付き合えるようになります。
今回の活動を通して、少しのストレスは、自然で健全であること、また、最高のパフォーマンスをするためには、ストレスが必要であること、ストレスと同時に起こる体の感覚に慣れるように訓練をする必要があることなどに気づけたようです。
今日も一日ありがとうございました。
虹色DAYS
古田
- 2023/07/04
- 虹色DAYS