五平餅を作ってみよう
こんにちは。今日の活動では、東海地方の郷土料理である五平餅作りをおこないました。
五平餅はなんと江戸時代にはもう既に食べられていたようで、山の神様へ向けて山仕事を行うためのお供え物としても使われていたようです。
五平餅の起源を調べながら、どんな材料がどれくらいいるのかをみんなで計算をしてから買い物へ向かいました。
午後からは、お味噌班、ゴマ班に分かれて作業を開始しました。
ゴマ班は「ゴマは見たことあるけど、えごまは初めて見た」と班内でコミュニケーションを取りながら作業をしていました。
約1時間ひたすらすり鉢ですらないといけないため、皆さん声を掛け合って順番に作業をしていました。
お味噌班はしっかり計量をし、鍋を火にかけましたが、味見をしたところお店で市販されているものより味が辛く、砂糖を入れたり水を足してみたり試行錯誤を繰り返しました。
作っている自分たちでは味の違いが分からなくなってくるため、まだ味見をしたことがない方を呼んで工夫して味付けが出来ていました。
お味噌、ゴマともに出来上がったらいよいよ五平餅のお餅部分を作っていきます。
一人一袋お米を入れて、袋の中でつぶしていきます。
いい潰し加減が分からず、みなさん色んな方の袋を覗いていました。
やりすぎると袋から剥がれず、つぶさなさすぎると棒を指したときに上手く固まらず一苦労。
棒を付けては取ってを繰り返して、いい感じに棒が付くようになったら袋から取り出して焼きの作業です。
お米にいい感じに焼き色が付いたら、お味噌をつけて焼くので、焦げないように匂いを嗅ぎながらチラチラとひっくり返していきます。皆さんしっかり見守って焦げずに完成にたどり着けました!
「五平餅作ったことなかったけど、こんなにも時間がかかるとは思わなかった」と苦労して作った五平餅を笑顔で食べていました。
職員もみなさんももっと気軽に出来るイメージで作成しましたが、思ったより時間とパワーを必要とする食べ物ということを知れました。
今日も1日ありがとうございました。
DAYS MAX
伊藤
- 2022/11/30
- 虹色DAYS